秋の快晴に誘われ、四万温泉から車で一時間少々の六合地区にある天然記念物のチャツボミゴケ公園に行ってきました。
あまりに天気が良かったので、勢い余ってさらにその奥の芳ヶ平まで足を伸ばし、途中の平兵衛池と大平湿原も行ってしまいました。
まずは、チャツボミゴケ公園。
チャツボミゴケは、強酸性の水に生育する珍しいコケです。
この場所は、かつて鉄鉱石の露天堀をしていた場所だそうで、そこに、強酸性の水が流れ込んでいます。
このように広範囲に自生しているのは希少なため群馬県の天然記念物に指定されています。
また、芳ヶ平湿地群の一部として、ラムサール条約にも登録されています。
この日は、紅葉がキレイになり始めたこともあり、たくさんの観光客やフォトグラファーで賑わっていました。
穴地獄(公園)へは、駐車場から歩いてすぐで、木道なども整備されているので、アクセスもかんたんです。
この日はとてもお天気が良かったので、ここからさらに奥の芳ヶ平方面(大平湿原)を目指し、小走りに登ってゆくことにしました。
途中、看板も整備されていて、道も広いので、迷うことはありません。
白樺林やカラマツ林の森を抜け、チャツボミゴケ公園の駐車場からおよそ4kmで、大平湿原に到着。
山道を歩き続けて、一気に周囲が開けるのでとても気持ちの良い場所です。
訪れたのが初秋でしたので、色づき始めたカラマツのほかには、池塘や高山植物などを見ることはできませんでしたが、初夏のミズバショウなど季節ごとに色々な風景を楽しむことができそうです。
大平湿原を後にして、チャツボミゴケ公園方面に戻ります。
途中、右折して立ち寄ったのが、平兵衛池。
ちょうど紅葉がきれいでした。
平兵衛池に行く途中の小さなピークが、八石山
草津温泉方面を一望できる絶景を楽しめます。
私は、八石山も平兵衛池も知らなかったので、こんなキレイな場所を見つけることができて、なんだかとても得した気分です。
駐車場も賑やかでした!
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