今日は、私たちの誇りで、四万温泉を訪れた全ての人が驚く絶景四万ブルー Shima Blueを改めて紹介します。
四万ブルーとは?
四万温泉は、上信越高原国立公園内にあることからもわかる通り、豊かな自然の宝庫でもあります。
そして、その自然で一番の自慢は、四万川の水の色です。私たちはそれを「四万ブルー」と呼んでいます。
私の記憶が確かなら、四万ブルーという言葉を初めて使ったのは、2010年頃、某旅行雑誌の四万温泉の広告ページを担当していた、N社のKさんだと思います。
この色は言葉では何とも表現できない、ここでしか見ることのできない青ですので、ぜひ、一度ご自身の目で確かめてくださいね。
四万ブルーを実際にご覧になったお客さまの声をWEBから拾ってみました。
「今迄見たことのない絵具を入れたようなコバルトブルーの色をした湖 」
「息をのむほどにコバルトブルー」
「湖の色がブルー過ぎて、違和感がありました。不思議な感じのする湖でした。」
「他にはない緑味の強いブルーに感動しました」
「青いとは聞いていましたが、確かにどうみても青かったです。」
「とてもきれいな湖です。なぜかすごく青いんです。」
みなさん、とてもびっくりしたり感動したりされます。
日本には四万温泉のように、川沿いの温泉地がたくさんありますが、私は今まで四万川ほどきれいな川に沿っている温泉地に出会ったことがありません。
「四万ブルー」は世界に誇れる宝だと思っています。
なぜこの色になるかは諸説あり、はっきりしないのですが、「アロフェンという物質の微粒子が溶け込んでいてそれが乱反射する」という説、「透明度が非常に高いので青い光が水の奥底まで届き、赤い光は吸収されて青くなる」という説などがあります。
実際、奥四万湖の透明度は日本で第3位、本州以南で1位相当の値を計測されたことがあります。
測定条件や時期が異なるので、順位付けが妥当かどうかはわかりませんが、日本有数の透明度だということは間違いないと思います。
奥四万湖の透明度 18.5m (2011.12 環境省測定)
出典 http://www.env.go.jp/jishin/monitoring/result_pw120113.pdf
摩周湖(北海道) 28.0m
倶多楽湖(北海道) 22.0m
赤沼(青森県) 18.2m
出典 http://www.biodic.go.jp/reports2/4th/kosho/4_kosho_all.pdf
その四万ブルーですが、場所や季節、天気、時間帯によって色々な表情をみせます。
特に青がキレイなのは、冬から春で、晴れて湖面に日が射している日の午前中です。
四万ブルーを楽しむのにオススメのスポットは?
奥四万湖
まず最初に、絶対に外せないのが、奥四万湖(四万川ダム)です。
奥四万湖は四万温泉柏屋旅館からおよそ4kmのところにあるダム湖です。
ここでは、新緑、紅葉、雪、氷などと合わせ、一年中キレイな四万ブルーを見ることができ、四万ブルー = 奥四万湖と言ってもいいかもしれません。
とくに際立った青さになるのが、冬から雪解け水の流れ込む5月までです。
また、グリーンディスカバリー運営のカヌー体験もできますので、青くて透明度抜群の奥四万湖を湖面上から楽しむこともできます。
その湖の直下から楽しめるキャニオニングも、四万ブルーを楽しむのに最高のアクティビティです。このアクティビティもグリーンディスカバリーが運営しています。
ウエットスーツに着替え、四万川と戯れることができるので、とても気持ちよく楽しいですよ。
桃太郎の滝と四万大橋
次にオススメしたいのが、柏屋旅館すぐ近くの四万大橋その下流の桃太郎の滝です。
ここには、発電用の小さな貯水ダムがあるので、水深が深くキレイな四万ブルーを楽しむことができます。
とくに、四万大橋から真下を見下ろしたポイントや道路を散歩すると木々の向こうに見える四万ブルーが魅力的です。
※ このエリアは、水力発電所の工事の影響で水位が下がっていて2024年頃まで四万ブルーを楽しむことができません。
桃太郎の滝も、この四万ブルーに流れ落ちる滝で、柏屋旅館から徒歩5分ほどですので、ぜひ行ってみてください。
四万の甌穴
柏屋旅館からおよそ1.5km下流の、群馬県の天然記念物「四万の甌穴」も四万ブルーの名所です。
甌穴は、水流と小石などとの浸食で数万年もの歳月をかけて川底にできる円形上の穴で、四万の甌穴は一番深いところで3m以上もの深さがあり、四万川の流れ、四季折々に変化する周辺の木々とともに四万ブルーを楽しめます。
魚を見ることもできるかもしれませんよ。
四万湖
最後に紹介するのは四万湖です。
四万湖は柏屋旅館からおよそ8km下流の中之条ダムでできた人造湖です。
ここでも、カヌーを楽しむことがきます。こちらのカヌーはぐりーんぴーすさんなどが運営しています。
透明感抜群の四万ブルーでのカヌーは、宙に浮いているような錯覚にとらわれます。
四万ブルー – 四万温泉にお越しの際は、絶対に見逃せません。
ところで、いくつかの高級自動車メーカーは車の色を、エストリルブルーやサントリーニブラック、フィレンツェレッドなど、リゾート地などの地域名+色で表しています。
いつの日かシマブルーもそこに加わることができたら嬉しいです。
コメント
ブログ楽しく拝見しました。奥四万湖の四万ブルーに感動しました。
今年は紅葉の丹沢湖でカヌーを楽しみ丹沢湖温泉に宿泊しました。
関東のカヌークラブですが、カヌーと温泉を楽しみたいのですが
他の地域から四万湖でカヌーを楽しみに行く事は可能でしょうか?
可能のようでしたら来年企画したいと思います。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなり、申し訳有りません。
四万湖のカヌーは誰でも楽しめます。
駐車場もあるのでアプローチも楽チンです。
ブログ楽しく拝見しました。奥四万湖の四万ブルーに感動しました。
今年は紅葉の丹沢湖でカヌーを楽しみ丹沢湖温泉に宿泊しました。
関東のカヌークラブですが、カヌーと温泉を楽しみたいのですが
他の地域から四万湖でカヌーを楽しみに行く事は可能でしょうか?
可能のようでしたら来年企画したいと思います。
よろしくお願いします。
素晴らしく綺麗ですね
一度自分自身の目で確かめたいです
ありがとうございます。 ぜひ、お出かけください。
おすすめ時期は、1月から5月です。