幽玄美景

こんにちは!ANDYです!

雨ですね…昨日まであんなに春らしい天気だったのに…

週明けも雨マークが続いているようなので四万にお越しの際は足元にお気をつけてお越しください!

さて、ドライブをしていると至る所にお花が咲き始め、春を感じますね。

スタッフブログもお花関連の情報が多いようです!

柏屋スタッフってみんなお花が大好きなんですよね!

きっと桜のイベントや、開花情報は他のスタッフが紹介してくれる(はず)なのでここでは寺澤風の他とは違う桜の楽しみ方やスポットを紹介します!

ずばり、私が惹かれる桜は枝垂れ桜です。

田畑や民家の間にポツンと、しかし力強く、何か寂しいような、けれど美しく咲く枝垂れ桜、日本にしかない侘び寂びのような何かを感じます。(よね。)

こちらの写真は東吾妻町にある生原観音の枝垂れ桜。

柏屋旅館からは車で30分ほど。つむじあたりからは15分ほどで行けます。

後ろの山は岩櫃山。樹齢300年とも言われるこの枝垂れ桜の幹の質感と、岩櫃山のゴツゴツとした表面に何か近いテクスチャーを感じます。

こちらは先ほどとは吾妻川の対岸にある大隈桜

岩櫃山のすぐ麓のため迫力が違いますね。

こういう風景って都会だと見れないですよね。

Googleマップで枝垂れ桜って検索をするとこのようなスポットが結構出てくるのでおすすめです。

意外と皆さんの地元の近くにもあるかもしれませんね。

最後に一つ、レナード・コーレンのわびさびを読み解くという本から一節を紹介します。

わびさびにもっとも近い英語は、おそらく「rustic」だろう。ウェブスター辞典の「rustic」の項には「シンプル、人為的でない、あるいは野暮ったい、表面がざらざらした、でこぼこした」とある。「rustic」という単語は、わびさび美学の限られた面しか表していないのだが、多くの人びとにとって、わびさびの表現に出会ったときに受ける最初の印象は「rustic」である。わびさびは、私たちが一般的に「プリミティブ(原始的)アート」と呼ぶものの特徴と共通項がある。つまり、どちらも土臭く簡素で気取りがなく、自然素材から作られている。けれども、プリミティブアートと異なり、具象的・表象的に用いられることはほとんどない。

まるで枝垂れ桜のことを書いているようですね。

私も枝垂れ桜のように長生きして、年に一回だけでもいいから人々からわぁ!って言われるような人生を送りたいです。

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