なぜ我々は温泉を求めるのか(科学)

こんにちは!ANDYです!

四万温泉!晴れました!!

ここのところ雨続きだったため暗いイメージだった四万も朝から鳥の囀りが聞こえると気分がいいですね!

明日からはまた雨マークが続いているのでとりあえず今日を楽しもうと思います!😊

さて、私ごとではあるのですが先日、およそ1年フランスへ留学へ行っていた妹が日本に帰ってきました。

そんな妹が帰国後したいことNO.1はラーメンが食べたい!とのこと。そしてNO.2は温泉に入りたい!とのことでした。 

(I❤️PARISのシャツを着ているのが妹。左が弟、右が私。この後ちゃんとラーメン連れて行きました。)

幸いにも実家に温泉があるためすぐに夢を叶えていました。

そして先日、オーストラリアの大学に通う友人が一時帰国した際、「日本は温泉に入れるから幸せ!もう日本に住みたい!」と羨ましそうに言っていました。

そんなことからふと改めて温泉の偉大さを感じました。

毎日2回、四万の温泉に入っている私は温泉にはとても馴染みがあるのですが、(自慢)

それでもやはり、旅行先を決めるときは温泉地が候補に上がってきます。

さて、ここまでは前置き。本題に入ります。

どうして温泉でなくてはいけないのでしょうか?

なぜ自宅の湯船ではダメなのでしょうか?

少し科学的な面から、温泉ソムリエのわたくし、寺澤が解説してみようと思います!

温泉に入浴することによって得れる効果をここでは3つ紹介します。

  1. 物理効果
  2. 天地効果(心理効果)
  3. 薬理効果

これらを少し詳しく、且つ簡単に解説します。

  1. 物理効果

温熱効果

42℃以上の熱いお湯は交感神経が優位に立ち目が覚めた状態になります。一方37〜40℃のぬるいお湯は気持ちを沈める副交感神経が優位に立ち落ち着いた気分になります。

水圧効果

体の表面にかかる静水圧は天然のマッサージです。500kg以上の圧がかかっている計算になるそう。静水圧によって血液やリンパの循環が活発になり、老廃物の排出を促進させるデトックス効果があるそう。(デトックス効果は美容にいいそうですよ。)

浮力効果と粘性効果

浮力によって軽くなった体は筋肉が緩み、脳波がα波のリラックスした状態になるそう。

(ここまでは近所の銭湯でもいいのでは??ってなりますよね。

悔しいのですがその通りなのです。むしろ手軽にできるので試してみてくださいね。

でもここからは違います!)

2.天地効果(心理効果)

日常生活から離れ、環境の恵まれた温泉地に行くことにより五感に刺激が加わります。

海の音は心を癒すとともに、潮風の海塩粒子は体を活性化させます。

一方山の環境は標高300〜800mの森林の多いところが天地効果が高いとされます。ちなみに四万温泉の標高はおよそ600〜700m。

樹木から発生する成分のフィトンチッド効果は心と体を癒すそう。(個人的にこのフィトンチッド効果には諸説があると思っています。)

一泊2日でも効果はあるのですが、5〜6日で天地効果が活性化するそう。

3.薬理効果

温泉の成分を皮膚から吸収することによって得れる効果です。

温泉の成分によってその効果は異なります。

以上、温泉でなくてはいけない理由、少し納得できましたでしょうか??

きっとこういった温泉の要素が必然的に我々を惹きつけているんでしょうね。

改めて日本に生まれてよかったと思えますね!

(↑シアトル生まれ)

(参考:温泉ソムリエテキスト)

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