こんにちは!ANDYです!
鳥の囀りで起きる休日の朝、改めて四万温泉って豊かだなぁと身に染みます。
さて、今日も温泉ネタです!
お客様からよく、「四万温泉のお湯は優しいよね!」「草津よりも入りやすい!」と言った感想をいただきます。
今回はなぜ、四万温泉のお湯は優しく入りやすいのかを、自称温泉オタクの私、寺澤がわかりやすく解説していこうと思います!!
まず最初に注目するのが水素イオン指数。
初めて聞く方も多いかと思いますが、いわゆるPHの値です。
7を基準に、0に近ければ酸性。14に近いとアルカリ性です。
上のグラフから分かるように四万温泉はほぼ中性のPH7.2(源泉によって異なります)。
比べて草津温泉は火山性の温泉ということもあり、強酸性のPH2.1です。(レモンと同じくらいなんですねぇ)
酸性泉にはたくさんのメリットがあり、皮膚アトピーを治したり、殺菌作用があるため水虫の改善が期待できます。ですが、草津のように強酸性だと刺激が強く、皮膚の弱い方は痒くなったり、爛れてしまうことがあります。(草津などの酸性泉に入浴後はシャワーで洗い流し、保湿をすることをお勧めします)
このようなことから四万温泉は昔から「草津の仕上げ湯」と呼ばれてきたそうです。
中性の温泉は決して珍しい訳ではないのですが、近くに酸性泉で有名な草津温泉があるとやはり四万のお湯の優しさは際立ちますね。
ちなみに、アルカリ性のお湯は皮膚表面のタンパク質を溶かすためお肌がすべすべになります。気になる方はぜひ、戸倉上山田温泉をお勧めします!
続いてもう一つの要素、豊富な塩化物イオンです!
塩化物イオンは皮膚に塩の膜を作るため保温効果があります。四万のお湯にはこの塩化物イオンが多く含まれているためお風呂から上がった後も湯冷めしにくく、体のポカポカが続きます。快眠間違い無しですね!
海岸沿いの地域によくある塩化物泉は塩化物イオンの含有量が多すぎて肌も髪もギシギシしてしまうことがあるのですが、四万温泉は内陸特有の程よい塩加減なのです!
これもやはり優しいお湯と言われるための大きな要素ではないのでしょうか?
柏屋旅館へお越しの際はぜひ温泉のこと、町のこと、なんでも質問してくださいね!
おまけ。
こちらは柏屋旅館の宝でお馴染み柏屋ノートの1ページ。
先日、ポーランドからのお客様に「やばい」という日本語を教えたところ、上手に使ってくれました😂
これからはもっと上品な日本語を教えるよう気をつけますね!😂
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