せっかくの温泉旅行、帰った後も余韻を楽しみたいですね、ということで、以前、四万温泉のお土産を特集した記事を書きました。
→ 四万温泉のお土産におすすめの逸品は
今日は、範囲を広げて「群馬県のお土産」を特集してみました。
四万温泉をはじめとして、草津温泉・伊香保温泉・みなかみ温泉郷などたくさんの温泉地や赤城山、榛名山、浅間山などの裾野に広がる広大な農地、豊かな森や養蚕の歴史を生かした工芸品、などなどバラエティに富んだ群馬のお土産をぜひお持ち帰りください!
温泉地編
全部で99もあると言われる、群馬の温泉地。
各温泉地域ならではのお土産がたくさんあります。
温泉まんじゅう
その中でも定番中の定番は「温泉まんじゅう」です。
いまや、全国各地の温泉地で見られる茶色い皮が特徴の温泉まんじゅうですが、実は、伊香保温泉が温泉まんじゅうの発祥地だということはご存知ですか?
伊香保温泉の勝月堂さんの初代・半田勝三さんが、明治の終わり頃に作ったものが全国に広まったようです。
伊香保温泉では、この勝月堂のほか、清芳亭などでお買い求めいただけます。
四万温泉では、楓月堂と高田屋の二軒が製造販売を行っています。
草津温泉には、松むら饅頭、ちちや、亀屋などで温泉まんじゅうの製造販売を行っています。
水上温泉では、丸須製菓や月見堂などで温泉まんじゅうの製造販売を行っています。みなかみエリアは、温泉まんじゅうに限らず美味しいスイーツがたくさんあります。
ご当地プリン
食べ歩きスイーツとして人気のプリン。
私たちの柏屋カフェの「四万温泉焼きプリン」をはじめ、群馬の3名湯のご当地プリンもお土産として大人気です。
詳しくは、下記の記事をお読みください!
→ ご当地温泉プリン対決 !? – 群馬の3名湯、四万・伊香保・草津のプリンを食べ比べ
温泉グッズ
温泉旅行のお土産なら、温泉にちなむものもおすすめです。
草津温泉は、温泉の析出物を湯畑から採取した天然の湯の花。
年間に4000個ほどしか製造できないという貴重品です。
四万温泉には、温泉の美肌成分を活かした四万温泉の湯が入った、四万温泉やわらかミスト、四万温泉せっけん、四万温泉リップクリーム、ウエットティッシュなどがあります。
そのほか、温泉そのものではないですが、四万温泉Tシャツのような、ご当地Tシャツ、手拭い、など「温泉に行ってきました!」感満載のグッズも各地にあります。
スイーツ・お菓子編
群馬にもたくさんのスイーツ・お菓子があります。
ガトーフェスタ ハラダの「グーテ・デ・ロワ」
最近人気の群馬のお菓子といえば、ガトーフェスタハラダのラスクです。
高崎市に宮殿のような工場があり、工場見学や試食もできるのでお車でお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
幸煎餅の「七福神あられ」
19世紀末から続く老舗の「七福神あられ」は一口サイズで食べやすく、いろいろな味が1度に楽しめると人気のお煎餅です。群馬県のお土産ランキングで「もらってうれしい部門」第一位、総合第二位になったこともある、贈って嬉しい、もらって嬉しいお煎餅です。
清月堂の「旅がらす」
昭和33年の発売以来、群馬の銘菓の地位を守り続ける伝統のお菓子です。
磯部温泉の鉱泉を使って作った磯部せんべいとクリームを合わせたお菓子がルーツです。
焼きまんじゅう
群馬県民のソウルフード「焼きまんじゅう」
県民なら誰でも知っているのに、一歩群馬県を出たら誰も知らない、という不思議な一面も持っています。
あんこの入ってない大きめの酒饅頭を串に刺して甘い味噌ダレをつけて炭火で焼きます。
持ち帰っても自宅で焼いて食べられるよう、お土産用にセットした商品が各地で売っています。
そのほか食べ物編
ぐんまの誇り!? 2大駅弁
群馬の郷土カルタ「上毛カルタ」に、「関東と信越つなぐ高崎市」とあるように、首都圏と新潟や長野をつなぐ鉄道の要所であるためなのか群馬には、信越本線横川駅発祥の「峠の釜飯」と、ダルマの生産量日本一でもある高崎駅の「だるま弁当」という人気の駅弁があります。
うどん
平野部では麦作が盛んで、粉食文化の群馬県。
うどん県とまでは行きませんが、うどんもポピュラーな食材です。
そのなかでも、讃岐・稲庭とともに日本三大うどんに数えられる「水沢うどん」や、桐生・館林方面でポピュラーな超幅広の「ひもかわうどん」がお土産におすすめです。
群馬の野菜やフルーツ
農業の盛んな群馬県は、ブランド化された野菜やフルーツもたくさんあります。
野菜では、すき焼きなど鍋物との相性抜群の「下仁田ネギ」、生産量日本一を誇る「嬬恋キャベツ」、こちらも日本一の「こんにゃく」などがおすすめです。
高崎市のAtelier zeroでは、こだわりの群馬の野菜を買い求めることができます。
フルーツは、イチゴ、りんご、ぶどう、梨などが人気です。
お土産にお買い求めのほか、フルーツ狩りも楽しいですよ!
地酒・地ビール・ワイン
地酒
群馬県には、30弱の酒蔵があります。
群馬県は上毛三山をはじめとする山々と、美しい自然に囲まれ、おいしい水に恵まれています。
https://www.pref.gunma.jp/site/sake/500051.html
山間部から平野部まで多様な気候、様々な水源を持ち、各蔵元は、その土地にあった井戸水や伏流水、湧水を使って酒を醸し、味わいに個性を出しています。
柏屋旅館の周辺だと、貴娘酒造、浅間酒造、牧野酒造、永井酒造などがあります。
どんな地酒にしようか迷ったら、四万温泉から渋川方面に戻る途中にある人生のスパイスという大きな看板が目印の酒屋「明治堂支店」にぜひ立ち寄ってみてください。超豊富な知識を持つご主人が、あなたにお好みのお酒をきっと見つけてくれます。
地ビール(クラフトビール)
四万温泉にも四万温泉エールを醸造している四万温泉エールファクトリーがありますが、群馬県内にはそのほかに、嬬恋高原ブルワリー、川場ビール、オゼノユキドケ、赤城山麓ビールなど、いくつかの地ビールの醸造所があります。
ワイン・ワイナリー
群馬県は残念ながら、ワインを醸造しているところは非常に少なく、また、生産量もわずかです。
赤城山の北西山麓にある「奥利根ワイナリー」は、3haの農場と直営レストランも併設されていて、もちろん試飲も可能です。
榛名山の山麓にあるのは「榛東ワイナリー」です。原料は国産生食用のぶどう100%、年間2万本と少量生産のワイナリーで、こちらももちろん試飲可能です。
工芸品・キャラクターグッズなど
ぐんまちゃん・ゆるキャラ
最近、一時のゆるキャラブームは去ってしまったものの、ゆるキャラグランプリで日本一にもなったことのある「ぐんまちゃん」グッズは県内各地で目にすることができます。
そのほか、湯もみちゃん、お富ちゃん、なかのん、嬬キャベちゃん、などちょっと謎のキャラも存在するようですが、グッズとして販売されいるのがあるかどうかはわかりませんでした。
高崎だるま
日本全国のだるまの8割とも言われる圧倒的なシェアを持つ、高崎だるま。 そのためか、県内のちょっとしたお土産屋さんには必ずと言っていいほどダルマが売っています。
高崎市にある少林山達磨寺が発祥の地と言われ、眉が鶴、髭が亀、更に肩に商売繁昌、家内安全等縁起の良い文字が書き込まれています。
色は赤が一般的ですが、最近では白や青などいろんな色のダルマもあります。
創作こけし
伊香保温泉に程近い、榛東村の卯三郎こけしなどでは、従来のこけしにとらわれない、形状や絵付け手法において自由な発想を用いた群馬独自のこけしを製造販売していて、海外のお客さまからも人気を博しています。
木工製品・クラフト作品
山に囲まれたた群馬県は、木工製品の製造も盛んです
群馬のお土産はどこで買える?
このように、バラエティ溢れる群馬県のお土産はいったいどこで買うのがいいのでしょう?
買うものが決まっていれば、ぜひ、そのお店に直接行ってみてください。
お店に行くことで、新たな発見や「なぜここでこのお土産が人気なのか?」という深い理由を知ることができるかもしれません。
どれにしようかな? と迷われている方や新鮮な野菜やフルーツなど生鮮品をお求めの方は、県内各地にある「道の駅」に立ち寄るのがおすすめです。
また、生鮮品以外でしたら高崎駅のターミナルビルの2階の「群馬いろは」がとてもおすすめです。
食品、お酒、工芸品など、豊富な品揃えで群馬の魅力をお土産にすることができます。
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