四万温泉リバーサイドウォーク – 透明感あふれる四万川沿いをお散歩しよう

四万温泉は豊かな自然も魅力です。そして、その中でも特筆すべきは、四万ブルーの四万川です。
四万温泉街はこの四万川に沿って細長く伸びていて、どこにいても川の音が聞こえてきます。
全国には川沿いの温泉地がたくさんありますが、四万温泉のようにほぼ川沿いに3km以上にも連なる温泉地はあまりないかもしれません。
しかもその水の色は透明感あふれる四万ブルー!

ということで、一番下流の甌穴(秋鹿エリア)から上流に向かって、柏屋旅館前(温泉口エリア)→山口エリア→柏屋カフェやシマテラスのある桐の木平の商店街→新湯エリア→ゆずりはエリアと歩き、日向見エリアの日向見橋まで川沿いをお散歩してみましょう。

甌穴 – 桃太郎の滝 – 四万大橋Oketsu pothole – Momotaro fall – Shima Ohashi 山口Yamaguchi 山口 – 新湯Yamaguchi – Arayu ゆずりは – 日向見Yuzuriha – Hinatami 奥四万湖Lake Oku-Shima 柏屋旅館Kashiwaya Ryokan 柏屋カフ, シマテラスKashiwaya Cafe , Shima Terrace

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これが全体図です。甌穴から日向見橋まで全長およそ4.5kmです。
ちなみに、四万川の源流は新潟県境の三国山脈、稲包山のふもとです。
ここから流れ出し、中之条で吾妻川と合流し、渋川で利根川と合流し、太平洋に注ぎます。

では、各々のポイントごとに歩いてみましょう。

甌穴 – 桃太郎の滝 – 四万大橋

甌穴から温泉口まで

四万温泉の一番下流にある天然記念物・四万の甌穴群から四万川沿いに国道353号線を歩き柏屋旅館すぐ近くの四万大橋までのおよそ1.5kmのコースです。

四万の甌穴のほか、岩間に流れる渓流がきれいな嘉満ヶ淵、四万ブルーに流れ込む桃太郎の滝、そして橋上から四万ブルーが一望の四万大橋と名所が続きます。

国道の路線バス沿いなので、甌穴、秋鹿、渡戸橋、嘉満ヶ淵とバス停も随所にありますので、片道徒歩で片道は路線バスのプチ旅もいいかもしれません。

また、柏屋旅館のやや上流から四万清流の湯に向かう「朝日橋」を渡ると川辺に降りることができます。

※ 桃太郎の滝のところにある、水力発電用の貯水ダムが更新工事中のため、このエリアには、2024年度末頃まで下記の影響が出ています。

・嘉満ヶ淵は水量が増していて普段より見応えがあります。
・甌穴群の水量が増しているため、甌穴が見えません。そのかわり水はとてもきれいです。
・貯水ダムが空のため、桃太郎の滝や四万大橋からの四万ブルーが見えなくなっています。

山口

山口の川歩き

柏屋旅館前から上流の温泉口エリアは住宅や宿が並んでいます。
その隙間からところどころ川を眺めつつ上流の山口エリアへ向かいます。
右手の山から流れ込む涼しげな権現沢を過ぎると眼下に川が望めるようになります。
ここはもりまた旅館から一力寿司までの間もおよそ300mと短いですが、川がきれいに見え、甌穴のような穴を数箇所観察することができます。

山口 – 桐の木平 – 新湯

山口、新湯、桐の木平

山口川音(かわね)の足湯から、月見橋を渡り柏屋カフェシマテラスのある桐の木平を経由し、落合通り、落合橋へと向かうコースです。

ここがいちばん長く連続して川を眺めながら歩けるコースで、足湯を楽しめたり、カフェやランチ、お土産屋さんが並ぶ桐の木平商店街、落合通りも通りますので、一番おすすめのコースです。

川音の足湯は名前の通り、四万川のすぐ脇にある足湯なので、四万川を眺めながら足湯を楽しめます。

桐の木平では、メインストリートを歩かずに、川沿いの駐車場を歩きましょう。
運が良ければ、魚が見えるかもしれません。
駐車場から道路に出て、萩橋を渡ったら、四万グランドホテルの右脇にある細い路地に進みます。
ずっと川沿いを歩くことができて、落合橋に到達です。

萩橋の対岸は「四万灯り」というライトアップポイントになっていますので、夕方から夜にかけてのお散歩にもおすすめです。

ゆずりは – 日向見

ゆずりはエリアから日向見に向かう道沿いのコースです。
森の向こうに流れる川を見ながら上流に進むと、四万温泉の名所でもある小泉の滝と大泉の滝に出会うことができます。

日向見橋を渡って右に進むと奥四万湖、左に進むと日向見薬師堂です。

川辺に降りるには?

賑わう甌穴

こんなきれいな四万川なので、川原に降りて冷たい水に直接触れたいですね。
川原に降りられる場所は、下流から順に、

  • 四万の甌穴群
  • 嘉満ヶ淵
  • 柏屋旅館脇の「朝日橋」を渡った対岸
  • 山口川音(かわね)の足湯
  • 共同浴場「河原の湯」の脇
  • 大泉の滝

などです。
滑りやすい場所もありますので、どうぞ気をつけてください。

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