レトロな温泉街日本一に選ばれた四万温泉は環境省指定の「国民保養温泉地」でもあります。
国民保養温泉地とは、温泉の公共的利用増進のため、温泉利用の効果が十分期待され、かつ、健全な保養地として活用される温泉地を「温泉法」に基づき、環境大臣が指定した温泉地で令和5年現在、日本全国に79ヶ所あります。
私たちの四万温泉は、日光湯元温泉と酸ヶ湯温泉とともに、1954年に国民保養温泉地の第一号として指定されています。
では、全国79ヵ所ある国民保養温泉地で人気なのはどこ?
ということで早速調べてランキング化しました。
Googleのツールを使用し、その温泉地がどれだけ検索されているかの集計結果によるランキングです。
(2022年1月23日から2023年1月13日までの日本語での検索ランキング上位10温泉地)
では早速、ランキングの発表です!
第10位 白骨温泉(長野県)
長野県の乗鞍岳の中腹、標高1400mに位置する山の中にひっそり佇む、宿10軒ほどの温泉地です。
湧き出す時は透明な温泉が空気に触れることで白濁して行くそうです。
強酸性が多い硫黄泉としては珍しく中性で滑らかで肌に優しい温泉です。
→ 白骨温泉観光案内所
第9位 岳温泉(福島県)
福島県の二本松市の安達太良山の中腹にある、宿数20軒弱の温泉地です。
ここの温泉は、温泉源から8kmもの長い距離を40分かけて温泉地まで届きます。
そして、この長い温泉配管に付着した温泉成分を除去する作業を週に一度行っているそうです。
この作業の日(通常月曜日)はミルキーデイと呼ばれ、普段透明な温泉は、この日だけは、乳白色の温泉に変化します。ですから、この日を狙って泊まりに行くお客様も多いようです。
→ 岳温泉観光協会
第8位 雲仙・小浜温泉(長崎県)
活火山・雲仙普賢岳の麓の島原半島に位置する温泉地です。
硫黄を含んだ酸性泉の雲仙温泉はおよそ20軒、塩化物泉が主の小浜温泉は13軒ほどの宿があります。
火山の直下だけあって泉温がとても高く、小浜温泉の中には沸点より高い105℃もの源泉があるようです。
→ 島原半島観光連盟
第7位 霧島温泉(鹿児島県)
霧島連山に点在する、丸尾温泉をはじめとし硫黄谷温泉、林田温泉などいくつかの温泉地の総称です。
周辺は、日本神話の天孫降臨伝説(天上界から神が地上に降り立った)の高千穂峰など、日本神話にまつわる神社や名所などが点在しているので、温泉とともに歴史や伝説を探訪する旅にするのも良さそうです。
→ 霧島市観光協会
第6位 由布院温泉(大分県)
日本でも有数の観光地なのに第6位とは意外ですが「由布院温泉」ではなく町の名前「湯布院」で検索すると検索数が10倍以上になります。
ですから単なる温泉地ではなく観光地域として認識されているのかもしれません。その意味では、町の成長とともに、国民保養温泉の意義から少々逸脱してきた地域と言えるかもしれません。
しかし、昔からの宿がある金鱗湖周辺は豊かな九州の自然に囲まれて、とても静かに過ごすことができます。
→ 由布院温泉観光協会
では、いよいよ、ベスト5の発表です。
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