毎年、1月14日は「中之条鳥追い祭り」です。
この地方で一番大きく賑やかな祭りで、重要無形民俗文化財にも指定されています。
鳥追い祭りは、中之条の商店街を中心に毎年1月14日に開かれる、この地域最大のお祭りで、大きな太鼓の山車が何台も出て、賑やかな音を打ち鳴らしながら若い衆が町を練り歩く勇壮なお祭りです。
「鳥追い祭は、田畑の作物を荒らす鳥や獣を追い払い、五穀(米・麦・あわ・きび・豆)やその他の作物の豊かな実り・町内厄除・家内安全を願って始められたといわれています。」(中之条町観光協会より引用)
露天商が出店したり、福くじがついている運試しのみかん投げもあったりして、たくさんの人で賑わいます。
寒いですが一見の価値ありですよ。
鳥追い祭りは、中之条町のつむじなどがある中之条地区での祭りが一番賑やかで有名ですが、実は四万温泉でもやっています。
新湯地区に2台の鳥追いの山車があり、同じく1月14日に四万温泉街を練り歩きます。
地元の若衆だけでなく、お散歩中のお客さまも大きな太鼓を叩けますので、ぜひ、楽しんでみてください。
例年、薄暮の時間帯に、四万温泉協会から柏屋カフェ周辺を通り落合通りまで練り歩いています。
そして、鳥追い祭りと同じ、1月14日に町内各所で行われるのが、どんど焼き。
小正月に、繭玉を作ってどんど焼きで焼くという風習は、全国津々浦々で見られる風習だそうです。
でも、火を焚く空き地の存在が少なくなったり、地域のつながりの希薄化など、この風習も残っている地域は少ないかもしれませんね。
私たちの中之条町やその周辺では、まだまだ、どんど焼きはしっかり地元に根付いた行事として毎年執り行われています。
同じ14日ですが、地区によって朝早く焼くところ、夕方焼くところ、昼やるところなど様々です。
また、規模の大小も様々です。
柏屋旅館のすぐ近くでも規模は小さいですが、どんど焼きを行いますので、ぜひ、参加してみてください。
寒い冬。
でも、冬の田舎なならではの行事も沢山あります。
そんな行事に参加した後は四万の湯で暖まってくださいね。
コメント