先日、ベトナム人のスタッフ 、オワンさんに、日本の神さまはいますかと聞かれました。
オワンさんの国では、地域やその家族によってお祈りする神さまが違うらしいです。
国は違えど、みんなそんな感じなんですね。
私はどこの宗教にも入っていませんが、日本に一番昔からある、日本にしかない宗教は「神道」ですよと伝えました。実はこれ、私自身、結構大人になってから知ったのですが・・・。
ヒンドゥー教やキリスト教のように、後から外国の方から伝えられた宗教は、一人の神さまを大切にしますね。そんな一神教とは違って、
日本の宗教は、山、川、空、全ての物に神様がいるという八百万(ヤオヨロズ)の神さまを大切にするんですね。(八百万とは「無茶苦茶多い」事の例えだそうです。)
戦争の前は、神道は社会の教科書に載ってるものでしたが、色々と外国の方と交流するようになり、変わっていったそうです。
オワンさんは珍しそうに話を聴いてくれました。
日本には色々な場所に、それぞれの神さまが祀られていますね。あまりに当たり前の光景なのでなんの不思議もありませんでしたが、日本固有の文化だったのですね。
お正月には、お寺や神社へ行って、ブッダ様や八百万の神さまに手を合わせ、
クリスマスにはツリーを飾って楽しむ日本人。
皆さん、ありがとう!という感じがして、
ちょっと楽しいなと思いました。
(ユーキ)
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