早朝に温泉街を歩いていた時、
自分の立っている後ろの木がいきなりバサバサッと音を立てました。
振り返るとスッと移動する茶色い後ろ姿が・・・!
「え、もしかしてカワガラスかな?!(゜゜)」
ぷっくりボディにも見えたのでカワガラスにまた会えたのかと思いました。
え まさかこんな所で会えるの?!( *´艸`)会いたいなカワガラスちゃん。
期待に胸が膨らみ揺れる木の方へ素早くカメラを向けます・・・
この時、本当にけっこうカワガラスだと思ってました。
しかし・・・
葉っぱの間から覗いたのはまるで民族メイクをしたかのようなような目
誰ですかあなたはーーーーー?!(゜゜)!!!
全身焦げ茶色。目の周りには白いアイラインでぐいっと描いたような線が入ってました。
また初めてみる鳥です。
帰ってからいつもの鳥百貨で調べてみました。・・・・が、
・・・あれ?見つからない?
鳥百貨サイトを上から下まで見ても、どこにもこの鳥の事が記載されていませんでした。
どういう事ー?
こんな分かりやすい特徴で探せないはずないんだけどなぁ・・・
サイトを変えて「白いアイライン 鳥」や「化粧 鳥」で調べてみましたが出てきません。
普通に「茶色の鳥」で検索したら出てきました(‘_’)
名前は ”ガビチョウ”
「画眉鳥」と書くそうです。この鳥は特別外来種でした。
そもそも特別外来種の意味とはなんですか。
ネットには外国から来た鳥の中でも生態系や農林水産業へ被害を及ぼす可能性がある種類 と説明されていました。
何か悪者っぽいなぁ・・・・(..)
悪い鳥なんているのかなぁ・・・
もっといろいろガビチョウについて見てみると、
ペット用として中国の方から日本に輸入され、しかし見た目の地味さと鳴き声が原因でペットショップからいなくなってしまいそのまま放鳥したそうです。こういう人の手によって日本に入り、外に放たれた鳥を「かご脱け鳥」ともいうらしいです。
こういう理由から、野鳥ではないので、日本の鳥百貨や図鑑にガビチョウが載っていないのだそうです。
色々な人のYou tubeやブログページには
「悪者なんてとんでもない!素敵な鳴き声です!」
「人間の勝手な都合で・・・」
など、ガビチョウを気の毒がる言葉が沢山ありました。
色々な声マネが得意で鳴き方にけっこうバリエーションがあるそうです。
ガビチョウ・・・私は好きだなあ。アイラインがカッコ良くて。
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