チャツボミゴケ公園は、四万温泉から車で一時間少々、同じ中之条町の六合地区にあります。
鉄鉱山跡の強酸性の水辺に育つとても珍しいコケが群生している公園で、国の天然記念物に指定されている、貴重な植生です。
春の新緑から秋の紅葉まで楽しめますが、冬は雪が深いためクローズしています。
でも、冬に訪れる方法があります!
それは、スノーシューツアーに参加することです。
ということで、中之条町観光協会主催の、チャツボミゴケ公園スノーシューツアーに参加してきました。
実際にガイドを受け持っていただいたのは、六合でアウトドアガイドをしている、野反湖うらやまガイドの木村正臣さんです。
長野原草津口駅に9:00集合、木村さんの用意してくれたクルマに乗り、六合のお話を聞きながらチャツボミゴケ公園入り口へ。
早速、スノーシューを履いて「穴地獄」を目指して、ガイドさんの後ろについて緩やかな登りを登り始めます。
春から秋の間は葉や笹が茂っていてよく見えない箇所も、この時期はよく見えます。
スノーシューで2kmほど歩くと、目的の「穴地獄」に到着。
雪と緑のチャツボミゴケとの対比がとてもきれいでした。
ちょうど、お昼になったので、ツアーについている軽食をいただきます。
この日は、群馬限定・ぐんまちゃんヌードルと、地元の花豆を使った手作りパンでした。
3月といえ寒いアウトドアツアー、暖かい麵は嬉しいです。
私たちのペースが速かったので、さらに奥の「水池」まで連れて行っていただけました。
凍結した湖面から眺める高い空の周りの木々は絶景でした。
途中、キツツキの穴も発見!
ガイドの木村さんに、いろいろな木の名前や豆知識を教えてもらいながらのツアーは、単独で行くより(冬は個人での入山はできません)とても充実したものになりました。
最後に、道の駅六合に立ち寄り、温泉と買い物を楽しみ、長野原草津口駅へ。
中之条・六合の冬の自然を楽しめるとても良い日帰りツアーです。
ぜひ、来年は皆さんもどうぞ!
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